死因不明社会


前世紀の死亡時医学検索は解剖のみでした。解剖は四通り(病理・承諾・行政・司法)ありますが、臨床現場に死因情報を還元するシステムとしては、医療現場にも遺族にも満足のいくものではありません。また現在解剖率は2%台と低迷しています。
病理解剖 (結果が臨床現場に戻るまで数ヶ月以上かかる)
承諾解剖 (地方自治体の管轄だが適用件数が少数)
行政解剖 (五都市限定の上、情報が現場に還元されない)
司法解剖 (捜査情報で情報は遺族と医療現場に伝わらない)
つまり・・・
残りの98%、つまり、98万人以上は『死因不明』なのです。